トーキョーブックガール

海外文学や洋書レビューを中心に、好きなことをゆるゆると書いています。

映画化

『三銃士』 アレクサンドル・デュマ

こんにちは、トーキョーブックガールです。 色々な方の感想をすでにインターネット上で拝見していますが、私はまだ『All for One』を観ていません! 今月末観劇予定なので楽しみ♡ということで…今月は予習も兼ねて、デュマの『三銃士』を再読。月組公演のあら…

10時のロサウラ:"Rosaura a las diez" Marco Denevi

先日もちらっと書いた"Rosaura a Las Diez"*1。「10時のロサウラ」。 1955年に出版された、Marco Denevi(マルコ・デネヴィ)の処女作。 舞台やドラマ、映画化もされた大ヒット作である。 かなり昔の作品だが、日本のAmazonでもペーパーバックを良心的な価格…

史上最強の色男:『ベラミ』 モーパッサン

100スーの銀貨を出した釣りを勘定台の女から受け取ると、ジョルジュ・デュロワはレストランの外へ出た。 押出の立派なこの男は、生まれつきと退役下士官のくせでぐっとそり身になったかと思うと、慣れた軍人式の手つきで口髭をひねり、それからまだ食卓に残…

『高慢と偏見』はインスピレーションの泉

こんにちは、トーキョーブックガールです。 花組『ポーの一族』、一部配役発表がありましたね! 明日海りおさんがエドガー、柚香光さんがアラン。美しすぎて鼻血出そう。仙名彩世さんはメリーベルではなくてシーラなんですね。メリーベルは…? さて、21世紀…

『テンペスト』 シェイクスピア

シェイクスピアは謎に包まれている。 ストラトフォード・アポン・エイヴォンで革手袋商人の息子として生まれ育ち、18歳の時に26歳の女性アン・ハサウェイと結婚。 その後ロンドンへ出て、空白の数年間ののち、俳優兼劇作家として名をはせるようになる。 彼に…

『アリーテ姫の冒険』 ダイアナ・コールス

"Beauty Myth"について書きながら、この本を思い出したので今日はアリーテ姫について書いてみたいと思います。 物心つくかつかないかという頃から本が大好きだった私。 でも、読書に対する情熱を絶やすことなく今まで生きてきたのは、いつも素晴らしい作家や…

"Crazy Rich Asians" 映画化についてあれやこれや

さて、前回書いた通り映画化が決定している"Crazy Rich Asians"。 オールアジアンキャストでやるということも決まっているそうで、なんだかんだいっても白色人種主演映画が圧倒的に多いハリウッドでは異例の快挙なのではないでしょうか。 "Crazy Rich Asians…

"Crazy Rich Asians" Kevin Kwan

ここ何年か忙しく働き通しで、久しぶりに取れた1ヶ月間の夏休み。 NYで同棲しているボーイフレンドが、「親友の結婚式があるから一緒にシンガポールへ行こうよ」と誘ってきた。 シンガポールは彼の故郷。ということは、彼のご両親にも会えるのかな? 初めて…

『悲しみよこんにちは』 フランソワーズ・サガン

一番好きな本なんて決められないけれど、一番読み返している本は間違いなく『悲しみよこんにちは』である。 毎年毎年、夏が来るたびに読み返す。 このバカンスの物語は、どうしたって夏の空気の中で読みたいですからね。 夏の旅行にも大抵持って行く。何度も…

"This side of paradise (楽園のこちら側)" F・スコット・フィッツジェラルド

フィッツジェラルドのこと 唐突ですが…私には好きな本が沢山あって、お気に入りの作家も沢山いる。 大学ではスペイン/南アメリカ文学を副専攻にしていたこともあり、ボルヘス、ガルシア・マルケス、イザベル・アジェンデが大好き。 オースティンやモームやカ…

"Everything, Everything" Nicola Yoon

"Love is worth everything. Everything." 「愛こそがすべて。すべて。」 Everything, Everything 作者: Nicola Yoon 出版社/メーカー: Corgi Childrens 発売日: 2015/09/03 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る あらすじ 家から出たことの…