トーキョーブックガール

海外文学や洋書レビューを中心に、好きなことをゆるゆると書いています。

読書にまつわるあれこれ

『カメレオンのための音楽』表紙デザイン Book Cover Designs

こんにちは。台湾ブックガールです。 カポーティの『カメレオンのための音楽』。 6つの短編小説、『手彫りの柩』という中編小説、マリリン・モンローのスケッチ等を含む『会話によるポートレート』と、盛りだくさんの作品集。 とくに『うつくしい子供』は、…

ロマノフ家のこと

こんにちは、トーキョーブックガールです。 東京公演も観に行く予定の『神々の土地』。楽しみ! tokyobookgirl.hatenablog.com 先日蔦屋書店にて中野京子コーナーを覗いていると、こんな印象的な帯が目に飛び込んできた。 弟が姉を、夫が妻を幽閉し、 父が息…

アメリカの大学の授業で最もよく使用される文献 トップ100

『カンディード』の記事で触れた、The Open Syllabus Project。 コロンビア大学が各地の大学で使われている文献をリスト化したもの。 せっかくなので1位〜100位をご紹介。日本語訳があるものは、日本語訳のAmazonリンクを貼っています。 1位〜10位 11位〜20…

2017年のブッカー賞ショート・リスト

こんにちは。トーキョーブックガールです。 9月17日にマン・ブッカー賞のショート・リストが発表されていました。 The Man Booker Prize 2017 | The Man Booker Prizes 今年残った6冊はこちら! ・"4 3 2 1" ポール・オースター オースターの7年ぶりの新作。…

秋に読みたい海外文学 11冊

こんにちは、トーキョーブックガールです。 だんだんと涼しくなり、秋の気配を感じますね。 読書の秋ということで、秋の夜長に読みたい海外文学をリストアップしてみました。 まずは「秋」をタイトルに掲げた小説たち。 1.『族長の秋』 ガルシア・マルケスの…

フランス人神話:なぜ私たちはフランス女に憧れるのか?

トーキョーブックガールです。 "Beauty Myth"ならぬ"French Myth"について、今日は書きたいと思います! 本屋さんの「ファッション」あるいは「自己啓発」コーナーで、平積みされている本。そのうち2-3冊には必ず「フランス人」という言葉が入っている。 大…

『高慢と偏見』はインスピレーションの泉

こんにちは、トーキョーブックガールです。 花組『ポーの一族』、一部配役発表がありましたね! 明日海りおさんがエドガー、柚香光さんがアラン。美しすぎて鼻血出そう。仙名彩世さんはメリーベルではなくてシーラなんですね。メリーベルは…? さて、21世紀…

本を読んでいるときに、話しかけられるということ

こんにちは、トーキョーブックガールです。 宙組のお披露目公演は、『天は赤い河のほとり』なんですね! きゃー、漫画買いに行かないと♪ 子供の頃に一度読みましたが、その時は結構刺激的な内容でびっくりした覚えがあります。どういう舞台になるんでしょう…

"Crazy Rich Asians"に出てくるシンガポール名所

こんにちは、トーキョーブックガールです。 以前レビューを書いた"Crazy Rich Asians"の主な舞台はシンガポール。 tokyobookgirl.hatenablog.com 作者のKevin Kwanもシンガポール出身ということで、シンガポールの観光名所がたくさん描かれています。 シンガ…

宝塚で舞台化してほしい作品 海外文学編

宝塚では、『風と共に去りぬ』、『スカーレット・ピンパーネル』はもちろん、『かもめ』、『パルムの僧院』、『赤と黒』、『アンナ・カレーニナ』、『二都物語』など、かなり多くの海外文学作品が上演されています。 ですが、海外文学の虫と・しては、「これ…

夏に読みたい海外文学 13冊

みなさま、台風の影響はどうでしたか? トーキョーブックガールです。 そして再び暑くなってきましたね。 夏が大好きなので、暑い暑いと文句を言ってへたれている瞬間すら、冬の寒さに震えているよりはマシだと思ってしまう私です。 さて、夏にこそ読みたい…

"Crazy Rich Asians" 映画化についてあれやこれや

さて、前回書いた通り映画化が決定している"Crazy Rich Asians"。 オールアジアンキャストでやるということも決まっているそうで、なんだかんだいっても白色人種主演映画が圧倒的に多いハリウッドでは異例の快挙なのではないでしょうか。 "Crazy Rich Asians…

Farewell, ミチコ・カクタニ!

こんにちは、トーキョーブックガールです。 なんと!「ミチコ・カクタニがThe New York TimesのChief Book Criticの職を離れる」というニュースが飛び込んできましたよ! 一抹の寂しさと時代の流れを感じます… 言わずと知れた一大文芸批評家、1955年生まれの…

エマ・ワトソンがマーガレット・アトウッドをインタビュー(Entertainment Weekly: "Emma Watson Interviews Margaret Atwood about "The Handmaid's Tale"")

みなさま、こんにちは。本当に東京は毎日暑いですね。 個人的にはもうあと…一息で…夏休み…なのでラストスパートでお仕事頑張ります。 さて、goodreadsで開催されている、エマ・ワトソンのReading Club "Our Shared Shelf"。エマが国連のUN Womenプロジェクト…

2017年上半期のBest Books(Esquire: "The Best Books of 2017 (So Far)")

Esquireの記事『The Best Books of 2017 (So Far)』が面白かったです。 まだ7月(記事が出た時点では6月)なのに「2017年のベスト本」って言っちゃうなんて、なんて気が早いんだ… Esquireは毎年20-25冊を、今年出版されたベスト本と題打って紹介しているよう…

読んでいないのに、読んだと嘘をついてしまった本(Esquire: "These Are the Books We're Most Likely to Have Lied About Reading")

これまた本に関する記事の紹介ですが、今日は Esquireから。 爆笑してしまいました。「読んでいないのに読んだと嘘をついてしまった小説」とは?というものです。 www.esquiremag.ph ジョイスの『ユリシーズ』だとか、トルストイの『戦争と平和』を読んでい…

作家が夏休みに読みたい本(The Guardian: "Best holiday reads 2017, picked by writers- part one")

ガーディアンで面白い記事を見つけたのでご紹介します。 2017年の夏休み、何を読みたい(読んだ)? というお題です。 www.theguardian.com 作家の読む本…いいですね!一部ご紹介します。 *作家の名前および本のタイトルは日本語訳されているものは日本語訳…

Penguin Booksのバッグ!

ペーパーバックって日本の文庫に比べると本当にぺらっぺらで表紙がすぐ折れちゃうし、劣化も早い、、、 でもその儚さ(?)が愛おしかったりするんですよね。 特に Penguin Booksの佇まいの可愛らしさは究極だと思います。さて、先日、私の巣(丸善 丸の内店…

男性のペンネームを使った女性作家たち

調べてみると、ジョルジュ・サンドの他にも男性風のペンネームを使い執筆した女性作家がたくさん! *現代日本にも中性的/男性的なペンネームをお使いの女性作家がたくさんいらっしゃるのですが、海外文学ブログ(一応)なので、今回は省きます。 おそらく一…

Reading challengeのススメ

Reading challengeのススメ リーディング チャレンジ ちなみに私、ここ数年は年始に1年間のReading Challengeリストを作っているので6月になると半年の歩みを確認するのが定例となりつつあります。 ただでさえ楽しい読書生活にちょっとした目標があると、更…